フィンランド航空 ヘルシンキ・ヴァンター国際空港
フィンランド航空は北欧の国フィンランドを拠点とする航空会社です。フィンランドはスウェーデンの東・ノルウェーの南に位置し、ロシアとも隣接しています。
首都はヘルシンキで、ムーミンやサンタクロースの国として日本でもよく知られています。首都ヘルシンキを舞台にした映画「かもめ食堂」が公開され、その美しい景観が紹介されました。
フィンランド航空はそんなフィンランドのヘルシンキ・ヴァンター国際空港をハブ空港としています。東西冷戦の時期からフィンランド航空は、西側の航空会社として初めて旧ソ連のモスクワに乗り入れ東西諸国を結びました。
フィンランド航空は定時性が極めて高い
日本への乗り入れが始まったのは1983年のことです。その当時から10時間以上に及ぶノンストップ飛行で両国を結び、絶対遅れないエアラインとして脚光を浴びました。ソ連崩壊後はシベリア上空を飛ぶルートをとり、日本とフィンランドをより身近な関係にしました。
ムーミンやサンタのペイントをほどこした飛行機を就航させたりと、日本ではおなじみの航空会社となっています。 さらに2008年は会社創立85周年と日本就航25周年の記念の年となりました。
フィンランドは夏場は過ごしやすく、冬場はオーロラが見られる美しい国です。しかしまだまだ日本からの観光客は他の国と比べてそう多くはありません。しかしフィンランド航空は日本では人気がある航空会社です。それはヨーロッパ各国への乗り継ぎ便として大変便利だからなのです。日本人が海外に行ってまず驚くのは時間に対するルーズさだとよく言われますが、フィンランド航空は定時性が極めて高いのが特長です。
またヨーロッパの主要地にはほとんど路線が展開しているので乗り継ぎもたいへん良くなっています。ノンストップで飛行時間は10時間を切り、日本から最短で行けるヨーロッパとして知られているのです。
観光はもちろんビジネスマンのヨーロッパへの足掛かりとして大切な路線となっています。日本では成田と名古屋、関空の3空港への乗り入れを行っています。フィンランド航空の快適でリーズナブルな空の旅で、ヨーロッパを満喫してみてはいかがでしょう。